沼にハマってプレゼントまで?!【防災備蓄】
2024/5/28
みなさん「防災」について何かされていますか?
わたしの最近のブームは「防災備蓄」で、もう沼と言っても過言ではありません。
最大の趣味で娯楽にもなっている「防災」で副業ができればいいのに。とさえ思うほどです。
楽天市場とAmazonのわたしのアカウントには、ありとあらゆる防災に関する商品がリストされ、毎日、もっとお小遣いがあればな〜っと思いながら、新しい商品がリストに追加されていってます(笑)。
恐怖心をあおるわけではありませんが、ここ最近日本列島を未曽有の大災害が襲うことが多くなり、全国各地で大きな地震や豪雨や豪雪などに見舞われるようになっています。
わたしも、高校生で経験した阪神淡路大震災では玄関ドアが開かなくなり、一時的ですが閉じ込められる経験をしたり、西日本豪雨や台風21号では停電を経験しています。
台風21号は、実家に帰省したタイミングで運悪く被災したのですが、停電が長引き、妹の家に両親ともども身を寄せることになりました。
今までの災害では、ありがたいことにラッキーが重なって最悪の事態には至りませんでしたが、このままではいけないと一念発起し、まさかのためのキャンピングカー作りと備蓄を開始することにしました。
明かりはなんぼあっても邪魔になりませんからね
防災グッズを揃えるにあたって、初めの第一歩は100均商品から始めました。
ダイソーなどの100円均一ショップでは、乾電池や懐中電灯などが安価で販売されているので本当にありがたいですね。
ライト類も、輝度は低いですが安価で手に入るので用途に合わせて購入し、使いやすいようにDIYでカスタムもしています。
お風呂に入っている最中に停電になると、暗闇の中、素っ裸で動き回らないといけなくなりますよね。
裸は防御力が低すぎる〜と思ったので、マグネットで貼り付くタイプのセンサーライトを購入し、入浴中や料理中など、急な停電で身の危険を感じる脱衣所とキッチンの換気扇に設置して、身の安全を確保できるようにしました。
センサーライトの他にヘッドライトや、レビュー投稿のプレゼントでいただいた大きめのランタンなど、何個かライトを確保していますが、後でご紹介するポータブル扇風機やポータブル電源にもライトが付いているので、おそらく困ることはないと思われます。
ですが、ダイソーの公式ユーチューブチャンネルで、サイリウム式の非常用ライトが紹介されていたのを目にしてしまいました……。
電池なしで24時間点灯し続けてくれて、そのうえ火事の心配もないときたら買わないわけにはいかないですよねw
もちろん100円商品で、カラビナのようにひっかけることができるフックが付いているので、ランタンスタンドにひっかけて使うこともできます。
複数個購入して、車のグローブボックスの中にも入れているので、いざというときは他人にあげることもできます。
夏の日の✖✖
平成30年7月に起きた西日本豪雨では、わたしたちの住んでいる町も、夜間から未明にかけての停電で一晩中蒸し暑いなか過ごすことになりました。
息子がまだ幼かったので、熱中症にならないか心配で一晩中うちわであおぎ続けたのですが、もしも真夏の日中に被災したらと思うとぞっとします。
この経験から、充電式ポータブル扇風機を購入することにしました。
電池容量20000mAhの大容量で、LEDライト、リモコン、風量4段階切り替え、首振り、お休みタイマーまで付いている優れものですが、楽天市場で1万円もせずコスパ抜群です。
夏場はパソコンデスクのそばで普段使いしていますが、花火大会へ持って行った時には、ライトとして扇風機として、さらにモバイルバッテリーとしてと、1台で3役を担う大活躍でした。
防災グッズに予算を割けない人もいらっしゃると思うのですが、個人的には充電式のポータブル扇風機を1台買っておけばいいのではないかな?と思うほどおススメです。
映像から臭いは伝わらない
正月の一家団らんを襲った能登半島地震では、水不足と同時にトイレ問題が取り上げられていて、水道設備が甚大な被害を受けて水が使えなくなり、トイレの排せつ物が流せず便器から溢れかえってしまったとニュース報道で知りました。
汚物が折り重なり便器から溢れ、それから発せられる酷い悪臭にも悩まされているという、想像を絶する状況でした。
わたしは、ぎりぎり汲み取りトイレを経験している世代ですが、そんなトイレで排せつするのはきついと思いますし、ましてや子どもは、臭いや見た目から排せつを嫌がってしまいそうです。
実際に、インタビューを受けた高齢者の方も、排せつを我慢したと話されていました。
排せつを我慢すると、膀胱炎などをはじめとした様ざまな病気にかかりますし、最悪の場合は死に直結しています。
これまでも、100均で販売されている簡易トイレを時間をかけてコツコツと買い求めていて、渋滞にはまった時などのために10個ほど手元にある状況で、普段使っているバッグの中にも入れていて、自分って意識高いな~と思っていました。
しかし、今回、石川県のみなさんの体験を知って、これだけでは圧倒的に足りないと、あわててポータブルトイレセットと凝固剤パウダーを追加購入しました。
1人当たりの1日の平均排せつ回数は5回と言われているので、家族3人分で15回を3日〜7日はもつように備蓄しておかないといけないですよね(汗)。
40回分は確保できましたが、あと100回分ほど追加購入したら安心できそうです。
街の備蓄状況は?
個人では備蓄を進めていますが、自治体の備蓄状況がどうなっているのかが気になるところです。
わたしが居住している市には、県の総合防災センターが設置されていて、災害備蓄品が大量に保管されています。
これまでも災害が起きた時に、この備蓄倉庫から国内外へ支援物資が発送されるのをニュースでよく見ていますが、実際にどうなっているのかは知りませんでした。
運よく防災イベントが開催されることになったので、家族全員で参加してみました。
クイズラリーをしながら防災についての知識をつけたり、備蓄倉庫の見学、起震車や疑似的な火事の体験ができるイベントでした。
備蓄倉庫内には救助用のボートや非常用トイレの展示もありました。
プライバシーには配慮されていますが、おそらく汲み取り式になるのではないでしょうか。
この中で排泄をするのはちょっと抵抗感を感じます。
工事現場や、RVパークなどでよく見るタイプの簡易トイレもありますが、自分や家族の性格なども考えて、家族だけで使えるよう、目隠しテントやトイレの備蓄は十分に備えたほうがいいと感じました。
能登半島地震が起きた後だったので、倉庫内には少し空きがありましたが、非常食や毛布にブルーシートなどの備蓄もされていました。
電気があれば無双なのでは?
備蓄に励むといつまでたってもゴールが見えなくなり不安が増してきます。
カイロがもっと必要なのではないか?充電式の扇風機を買い足そうか?カセットボンベは何本あればいい?
自分の中でそんな答えのない問いを繰り返していると、ふと、電気があれば大体は解決するのでは?という考えに至りました。
そこで、2年前に576Whのポータブル電源をクーポンとポイント利用で、3万円台で買い求めました。
その後、充電式のポータブル冷蔵庫や、さらに2000W級の大容量のポータブル電源を追加で買い求めています。
金持ちだなぁ〜と思われるかもしれませんが、こんなに買いあさっているのは防災だけではなく、もともと自作でキャンピングカーを作っている最中で、キャッピングカーの設備として使う予定があるからです。
とは言え、わたしが購入した2000W級の電源は、セール期間に購入したとはいえ14万円以上もするので、誰にでもお勧めできるものではありません。
しかし、2000W級であれば、レンジや冷蔵庫、短時間ではありますがクーラーも稼働することができます。
電気毛布を既に持っている人は多いと思いますし、それよりも省電力な電気ブランケットがあれば、電力消費を抑えながら暖を取ることができます。
たとえ容量が200Wしかないものでも、電力を確保できていると充電や照明の確保が容易になりますので、モバイルバッテリーとともに考えてみてはいかがでしょうか。
プレゼント大作戦
実家は阪神淡路大震災と大阪北部地震の2回も大きな揺れを経験していて、さらに南海トラフ地震の想定震度は6強となっています。
なのに、わたしの家族はみんなのんきな性格であまり備蓄をしていません。
なんで?いつ来るかわからないよ?トイレとか無かったらどうするの?と心配で心配でならない、ビビりで心配性なわたしのとった行動が「防災グッズプレゼント作戦」です。
備えていないのならプレゼントしちゃえばいいんですよ(笑)。
サイリウム型の非常灯や便座シートに簡易トイレ、カイロ、マスクなど、ほとんど100均で購入したものですが、発災直後にちょっとあれば助かるものをセットにして、ベッドの枕元に置いておける小さなトートバッグに詰めて、父と母にそれぞれプレゼントしました。
同じく、今年から電車通学が決まった姪にも、防災ポーチのセットとプラスしてモバイルバッテリーを、お祝いもかねてプレゼントしましたが、意外と喜んでくれたので嬉しかったです。
本当は、水500mlやすぐに食べられるものも入れたかったんですが、重たくなりますし、自分でも備えてもらいたかったのでそこまではしていません。
お金もかかりますしねw
あとがき
今回は被災時に役立ちそうなグッズを中心にご紹介しました。
水や食料はどうなってるんだ?と思われるかもしれませんが、もちろん、水や食料に日用品に関しても備蓄しています。
もし今すぐに大規模災害が起きても、ある程度はしのげるくらいの備蓄はできているのではないでしょうか。
さらに、車の燃料はできるだけ空にならないように気を付けています。
しかし、能登半島地震のように長期にわたって断水したりすると困るでしょうし、まだ日本国民が経験したことのない規模の災害も起こりうるでしょう。
それでも、できる限りの準備をすることで「未曽有の」「戦後最大」「歴史上最大」などの災害に遭遇した時に、助かる確立が高くなると信じて、これからも災害への備えを継続していきたいと思います。