まるで苦行!?地獄を極めた下地作業
2024/3/11
~果てしなく続く自作キャンピングカーへの道のり~
関西のフツーのおばちゃんがキャンピングカーに憧れ、2021年に3000ccディーゼルターボのISUZUコモバンをベース車両として購入し、カタツムリよりものんびりな作業をゆるりとブログにしています。
今まで、ナビを取り付けたりボディーの凹みを修繕したり、フロントの飛び石の修理など、主に修理や整備を中心にお届けしてきましたが、今回からはいよいよ作業らしいことが始まりますよ。
全ての作業の源とも言える、下地作業の始まり。
21年落ちの愛車は、制振のためなのか荷室全体にアンダーフロア(?)というのでしょうか、コールタールが固まったようなシートが敷設されています。
デコボコしている床の上にさらにシートが張られているので、さらに激しくデコボコしてしまっていて、フローリングを張る場合どうやって床のレベルをあわせようか悩むほどのレベルでした。
今思えば、地獄の始まりだった
なぜか家にあった、マキタの電動ハンマというハツリ機で壊しまくります。
これがなかなか大変な作業で、ハンマー部分が上下に振動するのですが、本体をがっちりホールドしないと削れないので、押し返されないようにするのが大変ですw
しかも、ハツリ機自体が重いのなんの(汗)。
音もかなりなもので、ハツリ機の動作音とボディーの金属が振動するのと相まって、驚くほど大音量がします。こ、これは(汗)。近所の方に一言ご挨拶を入れないといけないやつ確定……。
この日から手の空いてる日に作業をする気満々でしたが、思いがけない副作用が……。作業翌日、なんと体中、特に手が筋肉痛で痛くて痛くてw
そのうえ騒音を聞き続けたせいで頭がグワングワンして、とても作業できるような状態ではありませんでした。
自分の健康を損なうほどの騒音が出てしまうとは(汗)。
とにかく本当に騒音の出る作業なので、向かいの奥さんや隣のおばちゃんに作業の報告をさせてもらいました。そして、向かいのご家庭には小さい子がいるので、朝や昼のお昼寝の時間をお聞きして、その時間を避けて短時間のみ作業させてもらうことにしました。
大穴を開ける
周囲に気を配りながらも順調にハツリ作業を進めていたある日、取り返しのつかないことが起きました。なかなかうまく削れないので、ハツリ機と床との角度をやや立てた感じでハツっていたのですが、やけに深く食い込んだと思った瞬間に……。
あ~、やってしまいましたwww
見てくださいこの大穴をw見事にハツリ機の先端とおんなじカタチです(苦笑)。
地面も見えてる……。
どうしようかと落ち込みましたが、旦那に連絡したところ溶接でふさいでくれるとのLINEがありました。ということで、気持ちの切り替えは早いほうなので5分も立たないうちに立ち直って作業に取り掛かりました。
金属っていいですよね。穴が開いても溶接すれば元通りになるんですもんね~
なりませんでした(*^▽^*)w
後日、溶接をしました。しましたが、旦那は溶接の資格は持っていてもそれを仕事にしているわけではないので、経験が足りなかったのと、鉄板が薄すぎたのか上手く溶接できなかったということです。
ということで、ところどころ穴が開いたり凹んだりしながらも地道な作業は続き、気づいたら年が明けて2023年3月になっていました(遅)。
地獄からの解放…のはずが
どうせ拭きあげるんだから削らなくてもいいでしょ?と提案しましたが、カスが残っていると周りに溶けて広がって、いつまでもきれいにならないと言われましたので頑張ります。
カスを削り取ったら、ウエスに灯油をつけて拭きあげます。換気と火気に気を付けながら作業を進めたところ、こんなにきれいになりました。
あくまで下準備
ハツリ作業だけで実に5カ月も掛かりましたが、この作業は下準備なだけで工程としては0.5くらいしか進んでいないことに絶望にも似た驚きを隠せません。
しかも作業後に運転してみると、もともとひどかったロードノイズがさらにひどくなり、音に敏感なわたしはちょっとの運転でも疲れるようになりました。
作業したことを後悔するような出来事ですが、このあと耐震、防音、断熱などの作業をする予定ですのでご安心ください。
次回は実家の父を助っ人に招集して、0.5しか進まなかった工程を1に進めるべく作業しましたので、もしよろしければ次回もご覧ください。